今回ご紹介するのは、立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口、大町市にある、
「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」。
今年9月には新館および新レストランがオープンし、
パワーアップしたホテルについて、ご担当者に物語っていただきました!

ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん

黒部の歴史を胸に

四季を愉しむリゾートへ。

所在地 :
長野県大町市平2020(住居表示)
構造 / 規模 :
[本館]鉄筋コンクリート造・地上4階地下2階
[新館]鉄筋コンクリート造・地上3階地下1階
延床面積 : 合計13,238.11㎡
[本館]10,906.87㎡
[新館]2,331.24㎡ ※1
主要用途 : ホテル
客室数 : 全103室
[本館]73室
[新館]30室
竣工 :
[本館]1965年2月 ※2
(2020年6月 リノベーション工事竣工)
[新館]2025年7月31日
(2024年4月5日 新館建設工事着工)
開業 :
[本館]2020年7月1日 ※3
[新館]2025年9月2日
設計・施工 :
[本館]株式会社竹中工務店
[新館]株式会社竹中工務店

※1 新館の延べ床面積には、新レストランの面積を含む
※2 本館のうち、最も古くに竣工した棟の竣工時期を記載
※3 「ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」として開業した日を記載

(左から)
開発事業本部 第一事業部 事業運営グループ 篠原 宏和さん
開発事業本部 開発エンジニアリング部 第三グループ 中島 聖さん
開発事業本部 開発エンジニアリング部 第三グループ 石原 毅人さん
開発事業本部 開発エンジニアリング部 第三グループ 構 健剛さん

(左から)
開発事業本部 第一事業部
事業運営グループ 篠原 宏和さん
開発事業本部 開発エンジニアリング部
第三グループ 中島 聖さん
開発事業本部 開発エンジニアリング部
第三グループ 石原 毅人さん
開発事業本部 開発エンジニアリング部
第三グループ 構 健剛さん

篠原さん:本ホテルは、前身の「ホテルくろよん」(1965年開業)および「くろよんロイヤルホテル」(1988年開業)を経て、2020年7月に「ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」としてリブランドオープンしました。四季折々の自然に囲まれた、黒部ダムに最も近い高原リゾートホテルとして、多くのお客様にご愛顧いただいております。さらに、今年9月2日には、本館の北側に新館をオープンしました。新館には、天然温泉かけ流しのビューバスを備えた客室を30室ご用意しております。また、北アルプスの山々とゴルフ場を一望できるレストランも新たにオープンし、より一層充実した滞在をお楽しみいただけるようになりました。

新館

新レストラン

開業記念式典

新館の開業日である9月2日(火)には、現地で開業記念式典を執り行いました。当日は、福本社長をはじめ、関電アメニックスの池田社長や大町市長など、関係者約50名がご参加になり、多くのメディアの皆さまにもご取材いただきました!

開発の経緯を語る

半世紀を超える歴史を、

次代につなぐリブランディングの歩み。

Q.前身の「ホテルくろよん」「くろよんロイヤルホテル」から今の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」までの変遷について教えてください。

石原さん:関西電力における「くろよん建設」当時、大町市日向山高原に1956年に建設された「大町クラブハウス」が原点となり、1965年から「ホテルくろよん」として一般旅行客および関電社客の宿泊施設として営業を開始しました。その後、大規模な増改築を行い、1988年から2019年までは関電アメニックスが株式会社ロイヤルホテルと提携して「くろよんロイヤルホテル」として、立山黒部アルペンルートを訪れるお客さまや地域に親しまれるホテルを営業してきました。
その後、大規模改修と増築を行い、IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)、関電アメニックスと協業して、2020年7月に「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」がリブランドオープンしました。

大町クラブハウス(当時の写真)

くろよんロイヤルホテル(当時の写真)

ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん エントランス

ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん ロビー

Q.ホテルの客層は?どんな方のご利用が多いですか?

篠原さん:春から秋の時期は黒部ダム観光の際の宿として、冬季は白馬村も近いことからスキーヤーの宿としてご利用いただくことが多いです。
夏季は、約4割が海外からのお客さま、冬季は半数近くが海外からのお客さまで、当ホテルには、温水プールやゴルフ場、フィットネスセンター、木製遊具を備えたキッズスペースなどが併設されており、ご家族でゆっくりとアクティビティや温泉、お食事をお楽しみいただいています。

Q.今回、新館(30室)のオープンに至った背景や目的を教えてください。

中島さん:2020年7月のリブランドに伴う大規模な改修に続き、当初は2021年春に30室の新館建設を計画していましたが、2020年からの新型コロナに伴う観光産業への影響を考慮し、新館建設を延期していました。その後、コロナ渦が明け、観光産業の復調によりホテルへの宿泊需要が高まっていることもあり、計画再開を決定し、2025年9月、無事に新館をオープンすることができました。

Q.新館の開発にあたり、大変だったことを教えてください。

構さん:2023年に再開した本プロジェクトは、建設費の高騰、仕様変更による設計変更検討など多くの苦労がありました。
工事においては、本館の営業を続けながらの施工となり、騒音や振動への配慮、冬季期間中の工事対応など、さまざまな課題に直面しました。また、各客室への温泉引き込みや設備調整の面でも困難を伴いましたが、施工者や関係者の皆さまのご協力により無事に完成を迎えることができました。

新館の客室&新レストランをご紹介!

◆客室

石原さん:客室タイプは4種類で、全室に天然温泉かけ流しビューバスを備えています。
お部屋からは、後立山連峰のマウンテンビューが一望でき、緑に癒されながらリラックスした時間を過ごすことができます。

天然温泉ビューバス付 新館 プレミアムルーム(46㎡/5室/定員4名)

天然温泉ビューバス付 新館 プレミアム和洋室(46㎡/5室/定員4名)

天然温泉ビューバス付 新館 和洋室(39㎡/19室/定員3名)

他にも天然温泉ビューバス付 ユニバーサルルーム(39㎡/1室/定員3名)があります。

◆新レストラン

中島さん:元々はチャペルとして利用されていた場所を増改築し、オープンしました。後立山連峰とゴルフ場奥に広がる紅葉を望みながら、自然と調和した食体験を楽しむことができます!

イチオシポイントを語る

Q.ご担当者のイチオシポイントを教えてください。

石原さん:

イチオシは客室内の天然温泉です。

すべての客室にビューバスを完備しており、歴史ある葛温泉から引湯した天然温泉をプライベートな空間でお好きなタイミングにお楽しみいただけます。

中島さん:

イチオシポイントは客室内の小上がりです。

大きな窓が後立山連峰の景色を切り取り、開放感のある空間を演出しています。自然をすぐそばに感じながら、足を伸ばして旅の疲れを癒すことができるのも嬉しいポイントです。

館内のアート作品もイチオシです。

大町の自然の情景を切り取った写真や、長野県産の古木(=解体された古民家の廃材)を使用した立体アートを展示しています。これらの作品は、宿泊されるお客様に大町のさまざまな魅力を発見していただくための仕掛けになっています。

アート作品(レストラン)

アート作品(客室)

アート作品(階段下)

篠原さん:

「チャペルを改装したレストラン」がイチオシです。

洞窟を思わせる趣のある廊下を抜けると、目の前には開放感あふれるレストランが広がります。
大きな窓からは北アルプスの雄大な山々を一望でき、贅沢でゆったりとしたひとときを楽しむことができます。

廊下

レストラン

レストラン

構さん:

「吹き抜け階段」もお気に入りです。

大きな窓から差し込む太陽の光が、明るく広々とした空間を生み出します。

吹き抜け階段