今回クローズアップするのは…
「本店13階オフィス改革プロジェクト」
今年4月、「理想のワークライフバランスを叶える」ことを目指して一新された
開発事業本部 本店13階のオフィスにクローズアップ!
取組みの背景や担当者の想いなども合わせてご紹介します。
デスクを固定せず、
業務に合わせて選べる
フリーアドレスを採用しました。

プロジェクトご担当者である開発事業本部事業企画部三田さん、大島さんにご紹介いただきます!
Q.早速ですが、まだご覧になっていない方のために新オフィスを案内していただけますか。
三田さん:承知しました。新しいオフィスの最大の特徴は、社員の皆さんが自分にとって「理想のワークスタイル」を実現できるよう、デスクを固定せず、業務に合わせて働く場所を選べることです。
そのために
1.「Choice:業務にあわせて選択しよう」
2.「Sharing:働く場所を共有しよう」
3.「Kindness:他者に配慮して働こう」
という運用の基本ルール3つを定めました。

また、オフィスを「ENTRANCE」「WORK」「FOCUS」「HUB」という4つのエリアに分け、什器ごとに個別の運用ルールも設けることで、
用途に合わせて場所を使い分けられるように工夫しています。
新しいレイアウトは、「各自が業務に合わせて自律的に場を選択できる働き方」を実現することを目標としています。
そのため、各エリアで期待される行動を明確にし、各ファシリティに反映させた運用ルールを定めました。

それでは順番に4つのエリアをご案内します。
【ENTRANCEエリア】
大島さん:お客様をお迎えし、打合せや商談などに活用するスペースです。ソファーには、当社のコーポレートカラーであるブルーを採用しました。また奥の壁面には、開発事業本部のプロジェクトで発生した残土を活用したアートを展示し、KRDブランドを発信する空間としています。社名のサインも設置されており、従業員からは「印象的で誇らしい」と好評をいただいています。


【WORKエリア】
三田さん:文字通り仕事をする場所です。機能別に「BASE」「ファミレス」「ブーメラン」「おにぎり」と呼ばれる4つの座席レイアウトに分かれています。「ブーメラン」や「おにぎり」はメンバー同士のコミュニケーションが自然に生まれやすく、複数人の連携や共同作業に適した設計となっていて、プロジェクトのアイデア出しや進捗確認など、チームで成果を出すシーンにぴったりの空間です。

ブーメラン

おにぎり
【FOCUSエリア】
大島さん:FOCUSエリアには、一人で集中して仕事をしたい人のために用意した半個室の「集中ブース」、WEBミーティングや電話対応のための「WEBブース」、図面や書類を広げて確認ができる「ドラフター(天板傾斜可)」など、多様なシーンに合わせた場を作りました。


集中ブース
【HUBエリア】
三田さん:部内外を問わず、共創・協業を促進するためのオープンスペースです。ブレインストーミングやプレゼンテーションなど、複数人でアイデアを出し合う場として活用できるほか、社内イベントの開催にも対応できる柔軟な空間となっています。

ブレストベンチ
新しいオフィスの運用開始後、
ハード面の満足度が
50%から70%へ大きく改善されました。
Q.改めて、今回なぜオフィスをリニューアルすることになったのか教えてください。
大島さん:開発事業本部では、度重なる組織改正や人員増加により、執務室に対する社員の満足度が低く、「“お客さまに提案するオフィス空間”と“自社のオフィス空間”とで乖離がある」「会議スペースが少なく来客会議室が社内利用で埋まってしまう」など多数の課題がありました。
そこで2024年4月にオフィスのあり方を見直すためのオフィス改革PJを立上げ、本部内の各部門からの有志を集めたワーキンググループ(WG)を発足して検討を始めました。
Q.WG発足から新オフィスの運用まで、どのように進んでいったのでしょうか。
三田さん:WGで複数回のワークショップを重ね、本PJにおける目的を「理想のワークライフバランスを叶えるオフィス環境の実現」と定義しました。次にあるべきオフィス像を念頭に置いて、必要な機能の抽出など、要件整理を行いました。
昨年7月には設計コンペで設計・施工会社を選定。新しいレイアウトの検討を進め、並行して運用分科会でオフィスの運用ルール策定を進めました。
そして今年の2月から段階的に工事を進め、3月末から新しいオフィスの運用がスタートしました。

ワークショップの様子
WG/検討のまとめ
理想のワークスタイル/仮説
Q.新しいオフィスに対し、社員の皆さんの評価はいかがですか。
大島さん:運用開始後にアンケートを実施したところ、ハード面では執務環境への満足度が改修前の50%から70%へと大きく改善されました。特に20〜35歳の若手層では、約90%が満足しているという非常に高い評価が得られ、「働きやすい職場になった」との声が多く寄せられました。また、座席数をあえて減らしたことで、窮屈さを感じないゆとりある空間が実現でき、快適性の向上にもつながっています。
一方、ソフト面では36〜65歳の中堅層の約10%が運用ルール等に対して不満を感じていることが分かり、PJ事務局では今後改善を検討すべきポイントと捉えています。また全般的に、運用ルールの周知徹底や働き方への理解促進に向けて、意識醸成のための仕掛けも求められています。
加えてフリーアドレスに関しては、さらなる制度設計の工夫や新たな取組みを望む声が多く、今後の運用改善に向けたヒントをたくさんいただきました。
Q.アンケート結果を今後のオフィス運用に活かす具体的な予定はありますか。
三田さん:はい、いくつか検討を進めています。
【ハード面での工夫】
中央スペースの活用方法の見直し
より有効に活用できるよう、レイアウトや活用方法について検討中です。
HUBエリアでのBGMやアロマの導入
リラックスできる空間づくりを目指し、五感に働きかける演出を検討しています。
【ソフト面での改善】
終業時の座席周りの清掃徹底
次に使う人が気持ちよく使えるよう、マナーの再確認を促します。
WEB会議のさらなる活用促進
場所にとらわれない柔軟な働き方を支援します。
運用ルールの再周知
ルールの形骸化を防ぎ、全員が快適に使える環境を維持します。
【意識醸成に向けた取組み】
多様な働き方に関する部内コミュニケーションの促進
上司・部下間での考え方の共有や、働き方に対する理解を深める対話の場を設けることで、まずは部門・チーム単位、ひいては本部全体の意識を高めていきます。
今後も「理想のワークスタイル」の実現に向けて
継続的にアップデートに取り組みます。
「明るく開放感があり、気分の上がるオフィスを作りたい!」という想いのもと、開発事業本部では一致団結し、理想のワークスタイルを実現する空間づくりにチャレンジしました。
すべての方にご満足いただくのは難しく、検討段階ではさまざまなご意見が寄せられました。中には懸念や不安の声もありましたが、それらも真摯に受け止めながら、より多くの社員の皆さんに「変えてよかった!」と思っていただけるよう、各部門から選出されたWGメンバーをはじめ、書類整理プロジェクト、設計分科会、運用分科会の皆さんのご協力のもと、素敵なオフィスで新しい運用をスタートすることができました。
4月以降、実際にオフィスを利用する中で新たな課題も見えてきましたが、アンケート結果を踏まえながら、今後も「理想のワークスタイル」の実現に向けて、継続的に取り組んでまいります。
※本ページの写真は「画像提供:丹青社/撮影:高橋 海[mapo.]」によるものです。
(一部写真のみ関電不動産開発 撮影)