今回ご紹介するのは、当社が保有する神戸のオフィスビル2棟。
港KOBEのランドマークタワーとして建てられた「神戸関電ビルディング」と、
昨年4月にシェアオフィス“ELK KOBE”をオープンした「クリエイト神戸」について、
ご担当者に物語っていただきました。
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神戸関電ビルディング
安全性と省エネ性能で未来を支える
神戸にそびえる高層ビル

関西電力兵庫支社が入居する神戸関電ビルディングは、旧神戸関電ビルが1995年の阪神・淡路大震災で被災したことを受け、災害に対して安全性・信頼性が高く、省エネ性に優れた建物を目指して計画され、2000年2月に誕生しました。
物件概要
所在地 : 神戸市中央区加納町6丁目2番1号(住居表示)
交通 :JR東海道本線「三ノ宮」駅より徒歩10分
阪急神戸線・阪神本線「神戸三宮」駅より徒歩10分
構造 / 規模 : 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造、
地上19階地下2階建
敷地面積 : 3,349.22㎡(1,013坪)
延床面積 : 33,294.80㎡(10,071.70坪)
主要用途 : 事務所
竣工 : 2000年2月

開発事業本部
第一事業部 電力ビルグループ
仲山 篤さん
開発事業本部
第一事業部 電力ビルグループ
安藤 寛将さん
開発事業本部
第一事業部 電力ビルグループ
仲山 篤さん(左)
開発事業本部
第一事業部 電力ビルグループ
安藤 寛将さん(右)
開発の経緯を語る
港KOBEを見守る、
95mのランドマークタワー
Q.あのユニークな外観について教えてください!
仲山さん:ビルの屋上にそびえる細長い塔は、オプテージが設置している「無線鉄塔」です。
高さ95mの高層オフィスビルの上に75mの無線鉄塔を配置した特徴的な外観により、神戸関電ビルは港KOBEのランドマークタワーとして親しまれており、2000年の竣工当時は、神戸市内で最も高いビルとして知られていました。
Q.建物の環境配慮や省エネルギー性能について教えてください!
安藤さん:屋上階の無線鉄塔の高さによる通風力を利用した自然換気システムや、窓ガラスに高性能熱反射ペアガラスを採用することで、室内における空調エネルギーを削減しており、水道光熱面では、井水をろ過し雑用水として再利用する設備の導入や、全館照明のLED化を実施するなど、継続的に環境負荷の低減に取り組んでいます。「CASBEE」の最高評価Sランクの性能を有するビルとなっています。

無線鉄塔
Q. 神戸関電ビルディングの1階には、ギャラリーがあるとお聞きしました。
仲山さん:クリエイト神戸において関西電力が運営していた「らんぷミュージアム」が2022年に閉館となりましたが、現在は神戸関電ビルの1階ギャラリーに、貴重なランプの一部が展示されています。また、阪神淡路大震災の際、関西電力社員が電気を守るために活動された記録が同設展示されており、ランプの歴史と大震災の記憶、その両方に触れることができます。1階ギャラリーは休日もご入館いただけますので、神戸に来られた際にはぜひお立ち寄りください!

1階ギャラリー

1階ギャラリー
イチオシポイントを語る
Q.神戸関電ビルディングのイチオシポイントを教えてください。
仲山さん&安藤さん:
神戸関電ビルといえば、なんといっても
神戸港を見下ろす眺望!
8階の食堂からの眺めは圧巻で、きらきらと輝く海と、その上を進む観光船の姿を楽しみながら食事ができます。(南側の席が人気のようです。)


東側の眺め

南側の眺め
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クリエイト神戸
街とともに、新たな価値を創る
旧居留地の多機能型オフィスビル

クリエイト神戸は神戸の中でもビジネス、ファッションの拠点として発展を続ける旧居留地エリアの中心に位置するオフィスビルです。
単なるオフィスビルではなく、歴史ある旧居留地というエリアに文化的な深みを添えるべく、1階にはアパレル店舗とレストラン、2・3階には博物館「神戸らんぷミュージアム」(2022年に閉館)を構え1999年の竣工以来、長らく親しまれてきました。
また、一般的には知られていませんが、地下階には三宮エリアの電力供給を担っている変電所があり、三宮の中でも非常に重要な施設です。
物件概要
所在地 : 神戸市中央区京町80(住居表示)
交通 :JR東海道線「三ノ宮」駅、
阪急神戸線「神戸三宮」駅より徒歩8分
構造 / 規模 : 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造、
地上14階地下6階建
敷地面積 : 2,783.01㎡(841.86.坪)
延床面積 : 26,372.24㎡(7,977.60坪)
主要用途 : 事務所
竣工 : 1999年3月

開発事業本部
第二事業部 運用第一グループ
土田 裕斗さん
開発事業本部
第二事業部 運用第一グループ
福井 誠さん
開発事業本部
第二事業部 運用第一グループ
土田 裕斗さん(左)
開発事業本部
第二事業部 運用第一グループ
福井 誠さん(右)
開発の経緯を語る
ランプの記憶と
未来の灯りを照らすビル
Q.「クリエイト神戸」という物件名の由来は?
土田さん:「株式会社関西都市クリエイト」※が建てたビルのため「クリエイト神戸」という名称になっています。
※2001年 旧関電不動産に統合
Q.かつての「神戸らんぷミュージアム」について教えてください。
土田さん:1999年のオープンから2022年の閉館まで、関西電力のPR施設として世界各国のアンティークランプや提灯などの灯火器の展示を行い、あかりの文化や歴史の変遷を感じられる施設として運営されていました。閉館後、展示品の大部分は長野県上高井郡小布施町の「日本のあかり博物館」に譲渡されたと聞いていますが、一部は神戸関電ビルに展示されており、クリエイト神戸でも「神戸らんぷミュージアム」を伝承すべく、看板等を一部展示しています。

神戸らんぷミュージアム 当時の入口

旧・神戸らんぷミュージアムの展示(現在の姿)
Q.神戸らんぷミュージアム跡地にオープンした「ELK KOBE」について、
開発の経緯をお聞かせください。
福井さん:「神戸らんぷミュージアム」退去後、当初は同じ用途である「博物館」の誘致を進めていました。一方で、当社がシェアオフィスELKの事業拡大を目指しているなかで、一定規模の床面積を活用できることとなったため、ELKの新拠点開設を前提に改修計画を進めることになりました。
行政や各所と協議の結果、通常のオフィスニーズも複数あったことから、面積割合も十分検討したうえで、シェアオフィスおよびオフィスへの改修を決定しました。
「WORKING SWITCH ELK × SYNTH KOBE(ELK KOBE)」

Q.「ELK KOBE」のコンセプト、特徴を教えてください。
福井さん:1号店(ELK UMEDA)との違いという意味では、立地特性を考慮し、複数人個室を多く取り、かつ、ドロップイン会員やバーチャルオフィス会員等の複数プランを提供している1号店に対し、神戸は駅からの距離があり、周辺に住宅もあることから個人事業主をメインターゲットとして1名個室を多く設置しており、ドロップイン需要も高くないと考えてELK・SYNTH会員と館内テナントのみが無料で利用できるラウンジを用意しました。

受付

エントランス

1名個室
ELK自体のコンセプトや梅田・神戸それぞれの特徴などは
ELK公式サイトで詳細に紹介しているので是非そちらもご覧ください!
Q.博物館からシェアオフィスへ改装する際、大変だったことを教えてください。
福井さん:建物がもともと博物館仕様で新築されていたため、必ず窓のない個室ができてしまうというところで、閉塞感ある個室を抱えながらも施設全体でELK自体のコンセプトであるバイオフィリックデザイン※を通じていかに自然を感じてもらうかを考えるのは大変でした。実際にショールームなどにも足を運び各メーカーの最新設備の中からバイオフィリックデザインと親和性の高いものを選定し、導入しました。
生体リズムに合わせて光を調整する「サーカディアン照明」や木漏れ日や水の影などを映し出し、自然の情景を投映する「バイオシャドウ」など、ぜひ皆さんにも現地で体感していただきたいです。
※自然の要素を取り入れて、人々の健康や快適さを向上させるデザイン

バイオシャドウ
バイオシャドウの様子
開発担当者&運用担当者がイチオシポイントを語る
Q.ELK KOBE(クリエイト神戸)のイチオシポイントを教えてください。
久世さん(開発担当):
夕方のラウンジが特に魅力的でイチオシです!
ガラスブロックから差し込むやわらかい光と揺れている緑化の影、照明の色温度が相まって、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す夕方の顔がお気に入りです!


開発事業本部
第二事業部 開発グループ
久世 遼太郎さん
福井さん(運用担当):
私のイチオシポイントは、サーカディアン照明です。
自然な日光の変化を照明で演出することで利用者の体内時計を整え、快適なワークスペースを提供します。実際に利用してみましたが、照明が変わるごとに気分転換でき、仕事が捗りました!

ラウンジ

ラウンジ

ELKカフェコーナー

ELKカフェコーナー
サーカディアン照明の様子

川上さん(開発担当):
入居者サービスのフリードリンク(特にコーヒー)とアロマもおすすめポイントです。
ELKのコンセプト通り視覚情報であるハード面だけでなく、嗅覚や味覚等の五感を刺激する施設に仕上がっています!


開発事業本部
第二事業部 開発グループ
川上 祥季さん
土田さん(運用担当):
ELKと同じくらい1階アトリウムも
イチオシポイントです。
ELK KOBEのオープンにあわせて、クリエイト神戸の1階アトリウムや共用部をリニューアルしました。1階のアトリウムは、らんぷミュージアムを連想するガラスペンダント照明の設置、壁面緑化、ベンチ設置などで一気に明るい雰囲気になりました。テナントはもちろん、来館者の休憩スポットとしても好評です。

1階アトリウム

1階壁面緑化

1階ベンチ
最近のトピックを語る
クリスマスの彩り
でテナントとつながる
特別なひととき

クリスマスシーズンにあわせて期間限定でクリスマス装飾を行いました。また、昨年12月20日にはELK KOBEと1階アトリウムでクリスマスイベントを実施し、パーティーとプロのゴスペル演奏の2部構成で入居テナントのワーカー様40名にご参加いただきました。イベントでは、テナントであるロビンソン様にはドリンクのサーブ、ボルカフェ様にはコーヒーの無料提供でそれそれご協力いただいたこともあり、参加者から非常に高評価でした。
これからも単なる賃貸ビルとしてではなく、テナントコミュニケーションを大切にし、その中で変化し続けるニーズをしっかりと汲み取り、柔軟なサービスを提供できるようなビル運営を目指したいです。

ELK KOBE 食事パーティーの様子

1階アトリウム ゴスペル演奏の様子